サステナビリティ
当社の板紙原紙製造における古紙利用率は99%を超えています。
今後も古紙原料の有効活用に取り組み、循環型社会の形成に貢献していきます。
2021年度、2013年度比で原単位あたりの化石燃料に由来するCO2排出量の30%削減を目指し、バイオマスボイラを稼働しました。
発電端出力:16,800kW
使用燃料:木質燃料、RPF、廃タイヤ
工場で発生するゴミ(プラスチック類)・汚泥などの廃棄物は焼却することで最終処分量の減容化を
図り、焼却時に発生する廃熱は製紙工程でエネルギーとして有効利用しています。
また、2022年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」を受け、製紙工程より排出される
プラスチックをバイオマスボイラーで燃料として使用するため、脱水減容する脱水固化設備の運用
を同年同月より始めています。
生産活動の結果、石炭灰・焼却灰等が最終的な廃棄物として発生します。
廃棄物の有効利用のため、セメント原料へのリサイクルを進めています。
地球環境に影響を与える汚染源である排出ガス、工場排水の全てを最新設備で運転管理を行い環境負荷低減に取り組んでいます。
また、工場排水の濾過器増設を初め、環境負荷低減のための設備投資を継続して実施しています。
騒音問題に対しては、音の少ない設備への切替、消音装置の設置を進め、周辺環境の改善に取り組んでいます。
製品・原材料の輸送について、トラックから船へのモーダルシフト、空車となっていた製品配送帰り便トラックの活用などを積極的にすすめ、物流時のエネルギー使用に伴うCO2排出の削減に取り組んでいます。