かんきつ由来のセルロースナノファイバーを使った缶チューハイ　あすから限定販売【愛媛】

甘夏などの皮から作られたセルロースナノファイバーを材料にした缶チューハイが誕生しました。

きょうは宝酒造の山内徹常務と、かんきつを使ったセルロースナノファイバーの製造技術を県と共同開発した愛媛製紙の井川和寛社長が、新商品の出来栄えを中村知事にアピールしました。

この「寶『丸おろし』＜夏みかん＞」には、主に甘夏などの県産かんきつの皮をナノサイズにまで細かくほぐしたセルロースナノファイバーと呼ばれる繊維が入っています。宝酒造によりますと、この技術を活用することで、かんきつのさわやかな酸味と風味を、効率よく閉じ込めることが出来たということです。

県などが製造技術を開発したかんきつ由来のセルロースナノファイバーを使ったはじめての食品となるこの缶チューハイはあすから、期間限定で販売されます。